
高価でバリエーションが少ない
メタルフレームメガネは素材に弾力性があり、また軽量性に富んでいるなど機能的な面もあるものの、素材がセルフレームなどと比べると高価です。そのため眼鏡それ自体の値段も高くなります。金属の配合率などによっても値段は変わりますが、数万円のものもそれほど珍しくありません。また、セルフレームのような小ロット生産は行わないことも多いため、バリエーションがそれほどないのも、デメリットといえるでしょう。メタスフレームメガネは、よくいえば、シンプル。そのため、シャープで知的な印象を与えることができますが、場合によっては老けて見えてしまうこともあるでしょう。デザインの幅が少ない代わりに弦の部分に細工を施すことも可能ですが、そうするとさらに高価になります。
金属アレルギーが起こる可能性がゼロじゃない
メタルフレームメガネに使われている素材は、チタンやチタン合金が多く、そうした素材は金属アレルギーを起こしづらいといわれています。とはいっても、100%アレルギーを起こさないという保証はできません。買ったときは大丈夫でも、メガネをかけるときの体調などによってアレルギー反応が起こることもあります。金属アレルギーの恐れがある人は、メタルフレームを購入するときには、あらかじめ素材ごとにパッチテストなどで反応を確かめてから、自分のアレルギーの傾向を知っておく必要があるでしょう。また、ニッケルなど、アレルギーを起こしやすい素材がメガネには使われている場合があります。ニッケルの使用に関しては、セルの部分にマークが記載されていますから、メタルフレームメガネを選ぶ際には確かめてみましょう。